・仕事に意欲が湧かない
・家事が億劫
・勉強に集中できない
頭では「やらなきゃな〜」と思っているのにやる気が湧かないことってありますよね?
実はこの原因、「脳の3原則」で説明がつきます。
私たちの脳は3つのルールに従って活動しています。
その3つのルールの一つに「快・痛みの法則」というものがあります。
私たち人間はもちろん、どんな動物も究極の目的は「生存」です。
ご飯を食べるのも、息を吸うのも、心臓が鼓動するのも、すべて生き続けるためです。
そして、生き続けるために脳は苦痛、悲しみ、怒り、心地悪さなど痛みを避けようとします。
誰だって痛いことは嫌ですし、辛いことはしたくないですよね。
また脳は、嬉しさ、楽しさ、喜び、心地良さなど快楽を求めようとします。
ギャンブルはダメだとわかっているのに、あの興奮が忘れられずついつい…
間食は控えた方が良いのに、ついお菓子に手が伸びる…
これらも本能的に快楽を求めている現象です。
では、モチベーションが上がらないというのはどういった状態でしょうか?
それは苦痛も快楽も足りない状態です。
「これがしたい!」というワクワク感も足りないし、「緊急最悪な事態だ!」という切迫感もないのです。
人は「もうこれはヤバイ!」となったらその苦痛を避けようとして一気に行動力が発揮されます。
「火事場の馬鹿力」なんてまさにその典型です。
この苦痛を避けようとする行動には瞬発力があります。
でも持続力はあまりないのです。
「テストで赤点だ!」
「このままではマズイ!」
「留年するかも!!」
とケツに火がつくと急激に勉強を頑張りますが、ある程度危機から逃れると、安心してまた勉強をサボってしまう^^;
そんな経験ありませんか??
このように苦痛を避ける行動は苦痛領域から脱すると、急にテンションが下がってしまうので
瞬発力はあれど持続力は少ないのです。
ではどうすれば良いのか?
そこに「快楽」をプラスするのです。
「何としてもこの学校に行くぞ!」
「そして素敵な夢を実現するんだ!」
そんなワクワクする夢が強ければ強いほど、そこに向かって地道に努力を重ねられます。
自ら行動を起こし、それを持続させる人は、一見すると苦痛にしか見えない「努力」にも
自分なりの「快楽」を見つけているのです。
というように、
モチベーションには、苦痛を避けるモチベーションと、快楽を求めるモチベーションの2種類があるのです。
ですから、もし今のあなたが何かに対してモチベーションが湧かないのでしたら、ぜひこの2つをチェックしてみてください。
もし苦痛が足りないのなら、あえて最悪の状況を想定して自分を崖っぷちにに追い込む。
「もしこの状態がもっと悪くなってしまったら…」
「この先の人生にどんな悪影響が起きるのか?」
と考えると、
「このままではマズイ!」
「今なんとかしなきゃ!!」
とモチベーションが上がります。
快楽が足りないのなら、ワクワクする目標や未来、それをやる意義や意味を見つける。
「もしこの問題がクリアになったら…」
「どんな素敵な人生が待っているのか?」
「もし○○が実現できたら…」
「どれだけいい気分になれるのか?」
そうイメージすると、
「よし!がんばろう!!」
とモチベーションが上がります。
このように「快・痛みの法則」をうまく活用すると、下がってしまったモチベーションをググッと高められるのです!
あなたはこの先の人生をどれくらい素敵に変えて行きたいですか?
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