あなたは幼少期の自分と今の自分のどちらが好きですか?
「私、今の自分が大嫌いです!」「昔の自分に戻りたいです!」という方は案外多いです。
「昔はこんな恐怖心はなかったのに…」
「昔はこんなに周りの目を気にしなかったのに…」
「昔は自由に行動できたのに…」
「それに比べて今の自分と来たら…」
過去の自分と今の自分を比べれば比べるほど、やるせなさや情けなさ、失望感が増してしまうのです。
では、昔の自分と今の自分、一体どちらが本当の自分なのでしょうか?
それは、自分が自分らしいと思える自分が本当の自分なのです。
昔の方が良かったと感じるのなら昔の自分が「あなたらしい自分」だと思います。
では今の自分って一体何者なのでしょうか?
それは…「偽りの自分」なのです。
例えば、自分に自信がない人がいるとします。しかし昔は案外自信があったとします。
ということは、過去の何らかの体験によって自信が失われてしまったということですよね。
ではいつ失われたのか?
実はこれが、偽りの自分が作り出された瞬間なのです。
それは過去の恐怖体験かもしれません。過去の失敗体験かもしれません。いじめ体験かもしれません。
あるいは、親との関わりの中で自信を失ったのかもしれません。
「あなたはイイ子ね!天才ね!」と言われて育って来た人は、「そうか自分は天才なんだ!」というイメージが強まりやすいです。
一方、「あなたは悪い子ね!バカね!」と言われて育った人は、「そうか自分はバカなんだ!」というイメージが強まるかもしれません。
本当は悪い子でもバカでもないのに、親からの評価によって「自分=バカ」という、偽りの自分像を作り上げてしまったのです。
だとしたら、自分を変えるためには、そして人生を変えるためには、何をすれば良いのでしょうか?
それは、偽りの自分を脱ぎ捨てる!ということなのです。
偽りの自分を脱ぎ捨てることで、本当の自分が現れるのです。
では、偽りの自分を脱ぎ捨てるには一体どうしたら良いのでしょうか?
それは気づくことです。
なぜなら自分では、「今の自分は偽りの自分なんだ」とはなかなか気づけないからです。
「自分は変わってしまった。」「もう昔の自分じゃなくなった。。」そう思い込んでしまっているのです。
しかしそれは違います。
例えるなら、「偽りの自分」という着ぐるみを着てしまっているだけなのです。
だとしたら、やることは何か?
「あ、自分ったら着ぐるみ着ちゃってるじゃん!」「どうりで動きにくと思ったわ(笑)」と、まずは今の自分が偽りの自分であることに気づく。
そしてその着ぐるみを脱いで行くのです。
私がやっているサポートはまさに着ぐるみの存在に気づかせてあげたり、着ぐるみを脱ぐお手伝いをすることなのです。
着ぐるみも強引に脱がそうとすると抵抗しますので、優しく自然な形で脱がしてあげることが
ポイントなんですね。
北風をピューピュー吹かせて無理やり脱がせようとするのではなく、太陽でジリジリ照らして「もう着なくも平気だな」と自ら感じてもらい、自ら脱いでもらう。
そんなサポートを心がけています。
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