やりたいことが見つからない3つの理由

1.みんな自分がよくわからない…

ある30代の女性。

彼女は今後自分がどの道に進んで行けば良いのかよくわからず、立ち往生している状態でした。

組織の中で安定を手にするのもありだが、やはり一度きりの人生、起業をしてやりたいことを自由にやりたい気もする。

「やりたいことはあるけど…」

「うまくいくか不安だ…」

「一歩が踏み出せない…」

そんなどっち付かずな状態で迷っているようでした。

でもこれって多くの方が感じていることだと思います。

「本当はこんなことをやりたい!」

「でも、自信がない…」

何か新たなチャレンジをする際には必ず立ちはだかる心の壁ですよね。

ただ、そんな状態が長く続いてしまうとストレスもたまりますし、人生も楽しくありませんよね。

2.やりたいのにできない3つ原因

「進みたい道があるのに進めない…」

「やりたいことがあるのにできない…」

ではなぜそんな状態が起きてしまうのでしょうか?

 

実はそれは私たちの無意識に原因があるのです。

頭では「こうしたい!」「ああなりたい!」と思っているのに、それができないということは願望の裏には、何かブレーキが潜んでいるということなのです。

例えば、

「人前にドンドン出てどんどん活躍したい!」という願望の裏を覗いてみると…

・でも周りから「アイツ調子に乗ってるぞ!」って思われたくない…

・目立つことで批判や嫉妬されたくない…

・人前で恥をかきたくない…

そんな思いが潜んでいるかもしれないのです。

すると、頭では「前に進みたい!」と願っているのに、無意識(身体)はその場に留まろうとブレーキをかけてしまうのです。

これではなかなか前に進めません。

この「心のブレーキ」が出来上がった理由は3つあります。

1.過去の体験
2.親からの影響
3.外部情報

1.過去の体験

過去の失敗、裏切り、からかわれ、恥、否定、批判、疎外、拒絶された…

そんな体験をすると、それに関連する行動を取ろうとすると「またあの嫌な思いをするかもしれないぞ!やめておけ!」と無意識レベルでブレーキをかけてしまうのです。

 

2.親からの影響

「◯◯しちゃいけない!」
「◯◯しなければいけない!」

「◯◯でなければいけない!」
「◯◯であってはいけない!」

といった価値観を刷り込まれるとそれが強力なブレーキになります。

例えば、「女の子は大人しくしなきゃダメよ!」と育てられた女性が自己主張をするときに「大人しくしていなければいけない」という呪文が心の底で唱えられ、自分にブレーキをかけてしまうのです。

その結果、なぜか自己主張できない…ということになるのです。

 

3.外部情報

TV、新聞、雑誌などのマスコミ情報や友人や職場の人からの情報などによって

本心ではさほどやりたいと思っていないのに、そうすることが良いことだという思い込みが起きてしまい、偽りの「理想」や「目標」「願望」を掲げてしまうのです。

これも無意識レベルで望んでいるわけではないため行動にブレーキがかかってしまい前に進めなかったり継続できなかったりするのです。

ではこれら3つの影響を受けずに、やりたいことに対するブレーキを外してスーッと前に進むにはどうすれば良いのでしょうか?

それにはやはり、意識と無意識の方向性を一致させることが一番なのです。

例えば、

大好きな趣味をやっている状態はまさに無意識と意識が一致している状態です。

心の底から「こうしたい!」と偽りなく感じることをするときは、誰しも意識と無意識が一致しています。

そして無意識がさらなる行動を後押ししてくれます。

では「こうしたい!」と無意識レベルでも欲していることって何でしょうか?

それこそが、「使命」や「生きる意味」なのです。

・やりたいことがわからない…
・進むべき道が見えない…
・就職、転職でどんな仕事をしたいのかわからない…

そんな問題が発生するのは当たり前なのです。
なぜなら使命が見えていないからです。

でも、生きる使命が見えてくると、それを実現できる仕事を選べば良いだけ、使命につながる道を選べば良いだけ、なのです。

迷いなくスッと前に進めるのです。

人生とは案外シンプルなんですね。

人生改造の専門家&心理セラピスト

中村壮志

 

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