「あなたは心の底から今の自分を認められていますか?」
自分に自信がない…
自分を認められない…
そんな自分を何とかしようと、自己啓発本やココロの本を読む方もいらっしゃると思います。
本の中にはこんなことがよく書いてあります。
『自分を責め過ぎず、ありのままの自分を認めてあげましょう!』
なるほど!確かにその通り!!
自分を責めちゃいけないですし、ありのままの自分を認めることはとっても大切です。
でもこんな疑問も頭をよぎります。
「で、どうすればいいの??」
本の著者は結構無責任です(笑)
「それができたら苦労しないわ!!」ということがツラ~と書かれています(汗)
自分を責めなくするには、具体的にどうすれば良いのか?
ありのまま自分を認めるには、具体的にどうすれば良いのか?
という肝心な部分は、意外とスルーされているのです。。
例えるなら…
無茶苦茶悩んでいる人に「あまり悩まないようにしましょう!」と、間違ってはいないけれど、無意味なアドバイスするようなものなのです(汗)
先日、人生大改造のセッションで受講生にこんなことをシェア頂きました。

さらにこう続けます。

昨日電車に乗っている時、ふと窓に自分の姿が映っていたんです。
その時「あ、自分は自分でいいんだ!」とスーッと理解でき、スゴく納得できたんです。
そしてしばらく自分の顔をじっと見つめていました(笑)
こんなに自分の顔をまじまじと見たのは久しぶりでした^^
以前なら自分を否定してばかりいて、ダメな自分を全く受け入れられませんでした。
自分の顔を見るのすらイヤでした。
でも今は、毎日ココロとカラダがとっても軽やかなんです^^
「自分を認めましょう!」
文字で書くのは簡単です。
でも、心の底から自分を認めるのは案外難しいのです。
自分を認めるのは、「絶対に認めるぞ!」と力んでできるものではありません。
「自分を認めなきゃいけない!」と強要するものでもありません。
自分を認めるのは、「まあ、こんな自分でも結構イイよね^^」と、根拠なんてないけれど、ただそう感じる。
そんな感覚なのです。
では、「まあ、こんな自分でも結構イイよね^^」と自然と思えるようになるには、一体どうすれば良いのでしょうか?
まずは簡単にできる方法をお教えしますね。
それは、言葉を変える!ということです。
私たちは嫌なことがあるとついつい自分を
「最低だ…」
「ダメだ…」
「バカだ…」
「情けない…」
など否定してしまいます。
そして、自分が自分に発した言葉に知らず知らずにネガティブに反応してしまいます。
だとしたらぜひ、自分自身にこんな声をかけてあげてください。
「スゴイよ!」
「がんばってるよ!」
「やるじゃん!」
「ドンマイ、ドンマイ!」
「君なら大丈夫だよ!」
「きっと何とかなるよ~」
まるで落ち込んだ親友を優しく励ますように、自分自身にも優しい言葉をかけてあげてください。
これをくり返して行くと、自分をドンドン認められるようになって行きます!
さらに、先ほどの人生大改造プログラム受講生には「ネガティブ思考&価値観8ステップ転換シート」というワークシートを実践して頂きました。
これはシートに書かれた8つの質問に答えて行くだけでネガティブ思考やネガティブな価値観がプラスに転換されるスグレモノなのですが、その一番ポイントとなる質問をお教えしたいと思います!
自分を認める質問
例えば、自分のことを「人より劣っている」と思っているとします。
すると、会社でも仲間の中でも周りに劣等感を感じたり、人目が気になったり、自分を出せなくなってしまいます。
自分は劣っていると思っているから自信が湧かないし、自分は劣っていると思っているから色々なことにチャレンジもできません。
だとしたら、「自分は劣っている」という思考から抜け出すことが大切ですよね。
でも、「自分は劣っている」と思っている人は本当に「自分は周りよりも劣った人間だ!」と信じ切っています。
「自分は劣っている」というのは思考ではなく事実だ!と信じ切っているのです。
じゃあどうすれば良いのか?
それは自分にこんな質問をするのです。
それが100%適用されなかった体験はナニ?
「自分は劣っている!」というのが100%適用されなかった体験…
要は「例外体験」です。
例えば…
◎昔は走るのは意外と速かったな(→なので全ての人より劣っているわけじゃない)
◎手先が器用で工作は得意だったな(→なので全ての人より劣っているわけじゃない)
◎国語は他の教科よりも得意だったな(→なので全ての人より劣っているわけじゃない)
◎第一志望校に合格できたな(→なので全ての人より劣っているわけじゃない)
◎仕事が真面目で丁寧と褒められたな(→なので全ての人より劣っているわけじゃない)
◎健康に関する知識は結構豊富だな(→なので全ての人より劣っているわけじゃない)
…というように、
「自分は劣っている!」とは真逆の、自分が優れていたり劣っていなかった「例外の体験」をどんどん書き出すのです。
どんな些細なことでもOKです。とにかく数を書き出します。
すると、どんどん「劣っていない自分」に光が当たって行き、「劣った自分」という思い込みから抜け出せるのです。
私たちはついつい「負の焦点化」をしてしまいがちです。
全ての人より、全てことが劣っているわけではないのに、勝手に「世界最強の劣った人間」(笑)のイメージを強めてしまうのです。
自分の中には本当は「劣っていない部分」もたくさんありますし、「優れている部分」だってたくさんあるのです。
でも自分の欠点や短所など「負の部分」にばかり光を当てているのです。
これじゃあ自分で自分の自信をドンドン失わせているようなものです。
自作自演の自爆テロ行為です^^;
なので「正」の部分に光を当てて行くと負がドンドン薄まって行くのです。
もし今のあなたが、
・自分は劣っている存在だ!
・自分はバカだ!
・自分は情けない存在だ!
・自分は無能だ!
・自分は変な人間だ!
・自分は嫌われている!
というように、偏ったセルフイメージがあるのでしたら、ぜひその例外体験をピックアップしてみてください!
きっと、「あれ?自分って思ってたほどダメじゃないかも?」「あれ?案外自分ってイケてるかも?」そんな風に、自分を受け入れられて行くと思いますよ。

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これまで色んな本を読んできましたが、どれも「ありのままの自分を認めましょう!」と書かれていたんです。
でも、頭ではそうしようと思っていても、やっぱりダメな自分をずっと認められなかったんです。
ですが、最近セッションやワークを通して、「自分を認めるというのはこういう感覚なんだ!」とやっと腑に落ちて来ました!!