向き合いたくない事と向き合う勇気

人生には関所(せきしょ)があります。

そして、今の人生をより自分らしく素敵な人生にするためには、この関所をうまく通過しなければいけないのです。

関所を通過できないと、人生は次のステージにはなかなか進めず、結局は今までの人生に逆戻りしてしまうのです。

では、人生を変えるために避けては通れない「関所」とは一体何なのでしょうか?

それは「自分が一番向き合いたくないこと」です。

実はこの「向き合いたくないこと」に今の悩みや問題の根源があるのです。

だからこそ、向き合いたくないことにしっかりと向き合うことが人生を変えるためには超重要なのです。

逆をいうと、これまでの人生が変わらなかったのも、向き合いたくないことにしっかり向き合って来なかったり、見て見ないフリをしたり、避けて来たからかもしれないのです。

では、「自分が一番向き合いたくないこと」とは一体なんでしょうか?

例えばそれは…

・過去の失敗体験

・辛かった体験

・ショックを受けた体験

・悲しかった体験

などです。

その中でも多くの人が向き合うことをスルーして来たことがあります。

それは、親との関わりです。

多くの心理学では、

悩みの根源は親との関わりにあり、最後に残される課題も親との関わりである。

とも言われています。

一見すると親とは全く関係がない症状でも、実はその裏側には、親との関わりの中で出来上がった「価値観」や「低いセルフイメージ」が原因となっていることも多いのです。

例えば、人生大改造プログラムを終了されたこちらの女性。

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 あるときから赤面症が一気に悪化したことで、私は会社でいつもお酒を常備しており、仕事中も緊張する場面ではトイレなどに逃げ込み隠れて飲酒するような毎日を送っていました。

でも中村先生のセッションを受けてから数か月後、気づけば一度も飲酒しないで過ごしていることに気づきました。そして苦手だった一定の場所にもドキドキすることなく行かれるようになっていました。

セッションを受けていた数か月間、「変化」を自覚することすらなく、自然に自分の行動や物の見方がかわっていました。

また、あるワークで母に対する気持ちを全て吐き出し、たくさん泣いたことで、母の苦労や私への愛情に気づくことができました。

それ以来は母との関係は著しく改善され、今は感謝の気持ちとできる限りの親孝行をしたい気持ちで一杯です。

赤面症が理由でセッションを受けさせていただきましたが、私にとっては、この母に対する気持ちの変化が一番の大きな収穫だったと思います。

この方の一番のお悩みは「赤面症」でした。

そして赤面症の裏側には、周りと比較して劣等感を感じてしまう「低いセルフイメージ」がありました。

さらにその低いセルフイメージの根源には、お母さんとの過去の関わりの中で生まれ、未だに解消されていない寂しさや怒り、反発心や嫌悪感などがありました。

そこでお母さんに関するワークを実施したのです。

その結果、お母さんへの解消されない想いが解消され、お母さんとのリアルな関係性も改善されたのです。

そしてそれが赤面症の改善にも、大きく影響したのです。

このように、「向き合いたくない!」と強く思うことほど、しっかりと向き合うことで人生レベルでの変化が起きて来るのです。

もちろん、向き合う瞬間はネガティブな感情がよみがえることもあります。

怒りや寂しさを感じて勝手に涙が出たりすることもあります。

ある意味そんな感情を感じたくないからこそ、それと向き合うことを避けて来たのだと思います。

だからこそ、今一度しっかりと向き合うことの収穫は測り知れないのです。

今まで抱え続けて来た「思い(重い)」を手放す、またとないチャンスなのです。

あなたは「向き合いたくない!」と思うことはありませんか?

そのことを考えるだけで胸がモヤモヤすることはありませんか?

ぜひ改めて自分としっかりと向き合い、人生の関所を軽やかに通過して人生を次のステージに進めて行きましょう!

人生改造の専門家&心理セラピスト
中村壮志

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